婚活悩み相談
結婚する目的
結婚とは人生のゴールではなく、人生の「目的」を叶える為の一つの「手段」に過ぎません。結婚は特別なモノではなく法的な結び付きで、結婚する事によって自分の社会的地位が上がるなどはありません。
にも関わらず婚活に苦戦している人は、既婚者をどこか羨望の眼差しで見てしまう事があります。確かに結婚する事でパートナーとの絆を深め、独身とは違って家族としての経済的・感情的な安定を築く事が出来ます。
結婚したい理由は人それぞれですが、多くの女性が結婚を望む理由の一つに「子供が欲しいから」という事があげられます。
もちろん未婚でも子供を持つ事は可能ですが、今の日本では未婚で子供を育てるには様々なリスクが付きまといます。
つまり安心して子供を持つ「目的」を叶えるには、結婚という「手段」が必要という事です。
婚活が長期化すると結婚が「手段」ではなく、いつしか「目的」になってしまう事があります。婚活がしんどくなった時は、今一度結婚する「目的」を整理する事をお勧めします。
結婚への焦りを感じる年齢は、個人によって異なるため一概には言えませんが、女性の場合は30代に入ると結婚へのプレッシャーを感じ始めるかもしれません。
この要因としては、社会的な期待や文化的な背景によってもたらされる結婚へのプレッシャーが、30代を過ぎた年齢頃から集中する為です。
ただし、結婚する年齢は個人の選択であり、自分のペースで進めるべきです。
もう一つのプレッシャーは「子供」の問題です。子供を望む女性にとって、年齢という壁が必ず立ちはだかります。子供を産みたい気持ちがあっても、女性の身体的な特性により妊娠・出産に適した時期は限られています。
一般的に妊娠に成功する確率は少しでも若い年齢の方が高い傾向があります。しかし30代を過ぎた辺りから、妊娠に伴って健康上のリスクも高まります。特に高齢出産は、母体に健康上のリスクをもたらす可能性も出てきます。
場合によっては妊娠中や出産時に、合併症のリスクが増加することがあります。男女共、医学的に35歳を過ぎると、妊娠率が低下すると言われています。
女性の生殖能力がピークに達するのは、20代から30代前半であり、その後は徐々に生殖能力が低下します。
つまり35歳を過ぎると、妊娠確率が低下し、妊娠が難しくなることが知られています。また、年齢が上がると染色体異常や流産のリスクも高まる可能性があります。
35歳を過ぎると妊娠率がグッと低下するのは、ご存知の方も多いかもしれませんね。妊娠率の鍵をにぎるもの、その1つは「卵子」です。では、体の中で「卵子のもと」が最もたくさんあるのは、何歳のときなのでしょうか?
正解はなんと、お母さんのお腹の中にいる頃、つまり、0歳にも満たない頃なんです。グラフの通り、健康な「卵子のもと」の数は、胎生20週の頃にピークを迎え、出生の頃には3分の1程度、初経頃にはさらに減少していきます。
同時に、健康な卵子が排卵される可能性も下がるので、年齢とともに妊娠率が下がることになるのです。妊娠には、タイムリミットがあるのも事実です。
引用元:ロート製薬
35歳までの出産
35歳を境に妊娠率が下がるという事から、多くの女性は35歳迄には結婚しておきたいと考えます。
医学的35歳から妊娠率が下がる統計上、子供が欲しい女性は、35歳迄に子供を産むことが望ましくなります。
ただし標準的な妊娠期間は、約280日(40週0日)とされてます。つまり35歳迄に出産したいのであれば、遅くとも34歳迄には妊娠しておく必要があります。
結婚後スグ妊活を始める夫婦もいますが、多くの夫婦は結婚後、しばらくは二人だけの時間を持つ事を希望しています。
ゼクシィのアンケートによるとふたりだけの楽しい結婚生活を、1~2年は味わいたいと考えているカップルも多いようです。
結婚して2人だけの時間を1年間持つとした場合、遅くとも33歳迄には結婚しておく必要があります。
結婚迄の交際期間は、カップルによって異なります。一概に期間を断定出来ませんが、約1~3年位の交際期間を経て結婚するカップルが多い様です。
そして結婚する相手に出会う迄、平均的な婚活期間は半年から1年とされています。
つまり婚活期間に1年を費やすした場合、32歳迄には本命と出会っておく必要があるでしょう。
結果的に35歳迄に子供を産んでおきたいのであれば、遅くとも31歳には婚活をスタートしておく必要があるでしょう。
妊娠率を高めたいのであれば、男性側の年齢も重要になります。当然男性も加齢と共に、子供をつくる能力は確実に低下していきます。
「精子の数」や「活動力」は歳を重ねるほど劣化します。
WHO(世界保健機関)では「1ミリリットル中に精子が1,500万以上、そのうち活発な動きをする精子が40%以上いること」が自然妊娠に望ましい条件とされています。しかし、高齢になるほど精子の数がこの条件に満たなくなったり、活発に動けない精子の割合も増え、自然妊娠が難しくなるのです。
また精子自体が老化、または損傷している割合も増加。そのため、たとえ卵子に受精できたとしても細胞分裂を促す力が衰えているというケースも多くなります。
生活習慣や個人差がありますが、「精子力」が下降するターニングポイントは30代半ばに差し掛かる頃からと言われています。
引用元:出性前診断のこころえ
精子の品質:年齢が上がると、精子の品質が低下することがあります。精子の数や運動性、形態に影響を及ぼす可能性があります。
受精能力:年齢が上がると、受精能力が低下することがあります。妊娠率が低下することが報告されています。
遺伝的リスク:高齢の父親による子供の遺伝的リスクが増加することがあります。例えば、染色体異常のリスクが上がる可能性があります。
健康面:高齢の父親は、子供の将来に健康上の問題をもたらすリスクが増加することがあります。
お互いが子供を強く望んでいるのであれば、妊活前に是非ブライダルチェックをお二人で受ける事をお勧めします。
ブライダルチェックとは、夫婦の生殖能力を評価するため検査になります。
生殖系に問題がある場合、妊娠が難しくなる可能性があります。早い段階で問題を発見し、適切な対策を講じることが重要です。
20女性に執着する男性
これらの理由から、男性も女性と同じく35歳を過ぎた辺りから生殖能力が衰えてくきますが、一部の男性は女性よりも生殖能力が長く持続すると誤解していることがあります。
実際に子供を望む男性は、50歳前後になっても平気で20代の女性にアプローチする人がいます。
今は30代になっても、20代より綺麗な女性は沢山おられます。しかし子供を望む男性は、見た目年齢より実年齢を重要視します。
30代後半以上で婚活をしている女性が持つ不満は、「なぜ男性は若い女性が好きなのか?」という事です。この疑問にはさまざまな要因が絡んでいます。
20代女性に執着する男性は、若さこそが女性の魅力であると考える傾向があります。また、若い女性との関係を通じて自分自身も、若さを維持できると考えています。
実際に40代50代になっても若い女性とお付き合いしている男性は、他の同年代の男性と比べてかなり若々しく見えます。
また、一般的に中年と呼ばれる年齢になっても、若い女性との関係を持つことで男性は自己肯定感を高めることがあります。
特に社会的地位がある男性は、より若くて綺麗な女性と結婚を望む傾向が高いといえます。
若くて魅力的な女性との結婚は、社会的なステータスや自己肯定感の向上に繋がると考えています。この様に年収や地位の高い男性が、自慢できるくらい輝いている女性と結婚することを「トロフィーワイフ(Trophy Wife)」と呼ばれています。
もちろん男性が若い女性に興味を持つ特定の理由は無く、個人の好みや性格、社会的な影響など、さまざまな要素によって異なります。
しかし一般的な傾向として多いのが、子供を持ちたいという願望が関係していると言えるでしょう。
婚活をしている男性の多くは、将来的に家庭を持ちたいと考えています。その結果、パートナーを選ぶ際に、子供を授かる可能性が高いとされる若い女性を選ぶ傾向が高くなります。
医学的な観点から見ても、女性の妊娠や出産の能力は年齢とともに低下する傾向があります。そのため、男性はパートナーとして若い女性を選ぶ事が、妊娠や出産に適していると考えるのは仕方ないでしょう。
実際、若い女性は生殖能力が高く、将来的な子孫の健康や生存につながる可能性があるため、子供を望む男性にとって魅力的に映る場合があります。
すべての男性が子供を望んで婚活をしているワケでありませんが、やはり婚活の目的を子供を持つ事とし、女性の年齢にこだわる男性が多いのも事実です。
若さにこだわりを持っている男性の前で、20代女性と張り合うのは時間の無駄でしょう。婚活は他人との競争ではなく、自分の個性や魅力を大切にすることが重要となります。
年齢や外見だけでなく、人は内面や経験からも豊かさを感じることがあります。他者との比較よりも、自分の自己成長や幸福に焦点を当てることが大切ではないでしょうか。
大人の女性の魅力を持つ
20代女性と表面的に自分を比べると、30代の自分の方が劣るのは当然の事です。日々、自分で自分のあら探しばかりをしていると、益々自分に自信が無くなり老け込んでしまいます。
20代女性はとてもキラキラ見えて、悲しい気持ちになる時もあるかもしれません。20代のキラキラ感は外見的なものだけではなく、内面から醸し出される事もあります。
若い女性は、多くのことを学びたいという好奇心があり、自己成長に積極的であることでより充実度が増してきます。このような知的好奇心や向上心は、より自分を魅力的に見せてくれます。
一方、ある程度年齢を重ねていくと初体験が少なくなり、どこかで冷めた視点を持ってしまう人もいます。好奇心が薄れてくると、若いコとの差はドンドン広がっていくでしょう。
分かってはいても、人間は元々変化を嫌う生き物です。マンネリは嫌だと思う一方で新しい環境には飛び込まず、同じ環境にいる事に対して居心地の良さを感じています。
あなたが何歳になっても魅力的な女性になるには、常に新しい事にチャレンジし、何事に対しても食わず嫌いにならない事が大切です。
それでも年齢を重ねてもアップデートし続けるには、可能な限り20代女性ともドンドン交わっていって下さい。プライベートでは難しいかもしれませんが、職場であれば比較的に容易だと思います。
もちろん年齢に関係なく相手を尊重し、優しく接することが大切です。20代女性を敵として避けるのではなく、積極的に彼女達との交流を心掛け良好な関係を築くことができれば、彼女らから沢山の事を学ぶことができるでしょう。
ただし、見た目の若さを取り入れる必要はありません。例え20代に見える女性であっても、現役の20代に混じると見事に浮いてしまいます。若さに執着するのではなく、年齢を重ねたからこそ醸し出せる大人の女性の魅力を磨いて下さい。
若々しく見える女性は、時代に合ったスタイルとファッションセンスを持っています。いつまでも20代と同じファッションのままだと余計に老けて見え逆に不自然に映ります。
30代以降は年齢にあったスタイルや色使いの服装を選び、自分自身を良く見せるスタイルを追求する事も大切です。
大人の女性は20代女性に無い、長年の経験と知識を積み重ねています。彼女たちは人生の様々な局面で学び、成長してきました。そのため、豊富な知識と経験からくる洞察力や賢さが魅力となります。
若さという餌に喰いついた男性であっても、可愛いだけで教養がない女性であれば自然と離れていくでしょう。
大人の女性は、他人への思いやりや優しさを持つ余裕があります。彼女たちは人々をサポートし、助けることに喜びを感じます。その思いやりは周囲に対する魅力となり、当然男性にも伝わります。
自分が魅力的な人間になる事が出来れば、自然と周りにも魅力的な人間が集まってきます。結果幅広い人脈を持つ事ができ、その人脈から素敵な男性を引き寄せる事ができるかもしれません。
30代以降は20代の見た目を維持しようとするのではなく、次のステップは洗練された大人の女性を目指して下さい。洗練された女性とは、外見や内面においても優雅で上品な印象を与える事が出来ます。
洗練された女性になる事が出来れば、若さに負けない武器を持つ事が出来るでしょう。若さとは数字ではなく、個人の心身の健康や内面からも発せられるものです。
実年齢を意識しながら実年齢に囚われず、自分自身を大切にして心身のバランスを保つことで、年齢に支配されない魅力を兼ね備える事ができるでしょう。
歳を取ることは避けられない自然なプロセスであり、それに対して抗うのではなく受け入れることが重要です。年齢を重ねる中で経験が積まれ、成熟し、新たな洞察が得られることがあります。
受け入れることで、自分の強みや成果を見出すことができ、それが今のベストを尽くす原動力となります。また、健康の維持や心身のバランスを大切にすることも、婚活を続ける上で重要です。
人生は常に変化していきますが、受け入れと積極的な行動が組み合わさることで、より充実した生活が実現できます。
自分の可能性に焦点を当て、今できる最善を尽くすことで、豊かな経験と充実感を得ることができ、結果あなた独自の魅力を発する事ができるでしょう。
まとめ
以上、この記事では婚活と年齢について書かせて頂きました。
男性と違って女性には、やはり時間というリミットがあります。時間を掛けて相手を選ぶ事は悪い事ではありませんが、相手を選び過ぎると自分の「目的」を達成できない場合があります。
婚活市場において年齢は重要で、今が人生で一番若い年齢となります。悩む前に、まずは行動を起こす事が大切です。
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