婚活悩み相談
何歳から婚活をすればいいのか
婚活は個々のタイミングで始めるものであり、特定の年齢までにスタートしなければならないという決まりはありません。
それでも最終的に結婚する事を望んでいるのであれば、少しでも若い方が有利であり、より理想に近いパートナーと結婚できる可能性が高まります。
若い時期に婚活を始めるメリットしては、出会いの機会がどの年代より多いという点が挙げられます。学生時代や職場、趣味の活動など、さまざまな場で異性と出会う機会があります。
ただし、婚活の適切なタイミングは個々の生活状況や目標によって異なりますので、人によっては30代がベストの人もいれば40代がベストの人もいます。
ただしご自身がベストのタイミングであっても、年代によって様々な問題が生じる場合があります。
今回は年代別における婚活事情を書いてみたいと思いますが、60代以上の年代となると定年退職や子供の成人など、その他人生の様々転機を迎える人が多くなってきます。
同じ婚活であってもスタンスが大きく変わってきますので、今回は20代から50代迄に絞って紹介したいと思います。
20代の婚活事情
20代は、前半は学生で後半は社会人と、各年代の中でも一番環境が変化する年代でもあります。まだ人生の方向性が不確かな人も多く、結婚に関する意識が比較的低いと言えるかもしれません。
自己成長や個人の目標達成に集中し、婚活を後回しにする傾向があります。それでも20代は異性との交流が最も高い時期でもあり、特に女性は本格的に婚活を始めるにはベストの年代ではないでしょうか。
20代で婚活するメリットとしては、年齢を重ねる事で絶対に手に入れる事ができない「本当の若さ」という武器を持っています。
それ以外にも20代で結婚する事で、パートナーと長い時間を共に過ごせるという利点もあります。夫婦関係が長期間にわたって継続する事で、内容の濃いより充実した人生を送れるでしょう。
一方で、20代の婚活にはいくつかのデメリットも存在します。まず、結婚に関する意識が低いため、軽率な選択や考えの浅さによって誤ったパートナーを選ぶケースもあります。
気持ちの高ぶりから一気に行動するのではなく、焦らずにじっくりと時間をかけて相手を見極める事が重要です。
20代婚活のメリット:若さの活力があり、パートナーシップを築くエネルギーやポジティブな姿勢が持続しやすい。又結婚後、長い時間を共に過ごせる可能性が高い。
20代婚活のデメリット:結婚に対する意識が低く、軽率な選択をするケースもある。又、経済的な安定や自己成長の優先順位が高い場合がある。
30代の婚活事情
30代の婚活は、まだまだ20代を引きずりながら婚活をしている人が多いです。特に今は30代になっても、見た目は20代と全く変わらない人も増えてきました。
元々人間は精神年齢が実年齢よりかなり幼い人が多く、その上見た目も20代の頃とさほど変化がなければ益々気持ちは20代のままでしょう。
しかし男性は女性の年齢に対して実にシビアで、見た目年齢ではなく実年齢を重要視します。
特に子供を望んでいる男性は、判で押したように34歳以下の女性にアプローチをしています。希望に近い男性との結婚を望んでいるのでれば、34歳位迄には特定のパートナーを見つけておく必要があるでしょう。
30代になると若さという武器も使えなくなりますので、自分の市場価値をキチンと把握する事が大切です。目を背けずに現状を受け入れる事で、自分に合ったパートナーを見つけやすくなります。
時間の制限が出てくるのが30代で婚活が長期化すると益々不利になる為、完璧を求め過ぎずに相手の欠点も受け入れる柔軟性を持ちましょう。
更なる出会いのチャンスを増やす為にも、積極的に婚活イベントやオンラインのマッチングサービスを利用しましょう。
20代と比べ30代は仕事や生活が安定していることが多いため、時間管理を工夫し、婚活に充てる時間をしっかりと確保することが必要です。
30代婚活をしている女性にとって、最も大きな問題は「妊娠」です。婚活が長期化して30代半ばになってくると、「妊娠」に対する不安要素も大きくのしかかってきます。
それでも、医学の進歩や女性タレントの高齢出産等の話題に触れていると、「最悪治療すれば妊娠できるだろう」と思かもしれません。
しかし医学がどれだけ進歩しても、同じスピードで人間自体も進歩するわけではありません。自然な妊活で難しいとなった場合、次のステップとして不妊治療があります。
ただ不妊治療はかなりハードで、不妊治療に関して理解あるパートナーであっても、実際は想像をこえるスケジュール管理や高額治療費・毎日通院する日もあり、診察や治療を1日延ばすと言う事も絶対できないのが体外受精治療です。
30代後半から不妊治療を始めて数年経っても結果が出なかった場合、「もっと早く婚活をしておけばよかった」とどれだけ後悔しても過去に戻る事はできません。
30代から婚活をスタートした人で子供を強く望んでいるのであれば、男女関係なく定期的にブライダルチェックを受けるなど、普段から自分の健康状態を管理する事を心掛けましょう。
30代婚活のメリット:結婚やパートナーシップに対する真剣な意識があり、将来の計画が立てやすい。又経済的な安定や自己成長が進んでいる場合が多い。
30代婚活のデメリット:結婚相手の条件や妥協点が厳しくなる場合がある。又タイムリミットを感じて焦りや不安を抱えることがある。
40代の婚活事情
40代の婚活は、目に見えて難しさを実感します。婚活イベントに参加する事はできますが、希望年齢の相手が参加するイベントには大方参加できなくなります。
40代になると友人等も既婚者が増えてきて、紹介もほぼ無くなってくるでしょう。婚活イベントやマッチングアプリを利用する事で出会いは作れますが、半年一年後に結婚を考えている相手と出会う為にはやはり結婚相談所をお勧めします。
40代婚活で苦戦しているのが、過去にモテた男性です。このタイプは40代になっても、いまだに20代女性の恋愛対象に入ると勘違いしている人が多いです。
もちろん過去にモテたという事は今でもルックスは整っていて、他の40代と比べると若いと思います。残念ながら20代女性からすると、「40代のおじさん」に過ぎません。
40代男性と20代女性の結婚!こうした年の差結婚の芸能ニュースを見ると、「俺にもチャンスがある」と益々勘違いします。ただし忘れてはいけないのは、芸能人の男性は圧倒的な知名度と経済力を持っています。
もちろん一般人でも経済力の高い男性もいますが、経済力があってもお金だけでは年の差リスクを埋める事はできません。
初めは高年収に惹かれて交際を始めた女性も、しばらくするとジェネレーションギャップを感じる様になります。一度でも「おじさん」と感じられてしまうと、デートしていても「会社の上司と食事をしているみたい」と思われかねません。
40代でも魅力的な俳優さんは、見た目の若さ・経済力・アップデート力、このトライアングルがバランスよく確率しています。
だからこそ40代に入っても、若く綺麗な20代女性の気持ちを掴む事ができるのです。
過去にモテてきた事は事実ですし素晴らしい事ですが、一日も早く結婚したいのであれば素直に現実を受け入れる必要があります。もちろん諦める必要はありませんが、必ず現実的な相手へのアプローチも必ず並行して行って下さい。
40代婚活のメリット:人生経験が豊富で、自己認識や相手の理解が深まりやすい。又経済的な安定や社会的地位が高い場合がある。
40代婚活のデメリット:子供や前の結婚による影響がある場合があり、パートナーシップを築く障害となることがある。又年齢的な壁や社会的なプレッシャーを感じることがある。
50代の婚活事情
50代の婚活の問題点は知り合うもの同士の親は高齢者が多く、どの世代より介護問題が近い世代でもあります。ある程度信頼関係が築けた時点で、必ず親の介護に関しては話し合っておきましょう。
当面介護の問題が無いとしても、この年代の男性は女性に対して家庭に入ること求め、家政婦的役割を押し付ける男性もいるので注意しましょう。
50代になると既婚者の割合が高くなり、女性は高年収の男性を求める傾向が一番高くのなるので、選り好みしていると出会えるチャンスがドンドン低くなります。
また、50代は初婚同士が少なくなり、どちらかが再婚となるケースが多いでしょう。相手が再婚の場合、子どもがいる割合が高くなります。
50代の子供は男性が35歳前後・女性が30歳前後で親になったと仮定して、15~20歳前後の子供になると思います。まだ小さな子供であれば再婚を理解してもらうが難しいかもしれませんが、さすがにこの年代であれば逆に二人を応援してくれると思います。
50代に突入すると外見的魅力だけでは難しく自分磨きを心掛け人間的魅力をアップする必要があります。50代は圧倒的に出会いの場が少なくなるので、普段から意識して出会いの場を積極的に探すことが重要となってきます。
50代の婚活は夫・妻探しの婚活というより、残りの人生を一緒に楽しむパートナー探し的スタンスに切り替わってきます。
基本子供のいない夫婦生活になると思うので、どの年代よりも共通の目標や同じ趣味を持つパートナーを見つけることが大切です。
そういった意味でも趣味のサークル、地域のイベントなど、リアルな場で出会いを探すこともお勧めです。こうした場ではお互いの生活背景や経験が共有され、より深いつながりが生まれやすいとされています。
また、中高年の婚活においては、過去の経験や家族の状況、将来の展望など、より具体的な要素が関与します。そのため、パートナーとのコミュニケーションや相性の確認がより重要となるでしょう。
50代の婚活は難しさもありますが、それは相手も同じです。シニア向けの婚活イベントや結婚相談所等、ポイントを押さえてじっくり取り組めばまだまだチャンスはあります。
長い人生の後半戦を一緒に生きていくのですから、無理をせずに自然体でいられるパートナーを見つけましょう。
50代婚活のメリット:人生経験が豊富で、相手の理解や包容力がある。また自己実現や新たな人生のステージに向けた前向きな意識が強い。
50代婚活のデメリット:健康面や経済面など、年齢による制約が増える場合がある。また同年代の人と出会いやすいが、年齢差による価値観の違いが問題になることがある
まとめ
以上、この記事では年代別の婚活について書かせて頂きました。
年代による婚活の差異は、単に出会いの方法だけでなく、結婚に対する考え方や期待、そして将来の展望にも影響を与えます。若い世代は将来の可能性を広げるためにパートナーを探し、中高年の世代は安定と共通の価値観を求めています。
しかし、どちらの世代においても、自身の年齢やライフステージに合ったアプローチを取ることが不可欠です。適切な婚活の戦略や目標を設定し、相手とのマッチングを重視することで、より充実したパートナーシップを築くことができるでしょう。
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